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本を追加

楽観と悲観の繰り返しの日々が続いている。

きっと大丈夫、

そう思うと同時に、やはり不安も広がる。

悩んでいても仕方ないのだけれど、とにかく自分に出来ることは

知識を得ることぐらいしかない。

 

先日届いた本村伸子氏の著書(ペットの健康ごはん)が良かったので

シリーズのガンに関する本も注文した。

くつしたが病気であってもなくても、

知っておいて損ということはない。

むしろ、これから先、ガンに対する免疫力の強化と

そのための食事や生活は必要だ。

 

もっと早くすべきだったのか、

それともこれがいいきっかけになるのか

それは分からないが、

とにかく自分のすべきこと、できることをしていくだけだ。

 

ペット(犬猫)に関する、とは言えど

それは人間にも当てはまる話が多いのだ。

手作り食にしても、猫のためだけに材料をそろえたり

調理したりするのは大変なことだが、

人間と猫の食事の材料を共通にすれば、“ついで”で出来る。

初めての生食となった牛肉も、

ブロックで買った肉の一部をくつしたに使い、

残りの多くは私たち人間用の炒め物に使った。

加熱ごはんのカボチャや人参も、人間用は煮物になったし

大根は味噌汁やサラダに使った。

 

くつしたのために、と始めていることが

実は家族全員の健康を良くすることにつながっていくのだ。

簡単で当たり前のことなのに

そうか、と思ったりした。

 

 

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生肉

注文していた本(ペットの健康ごはん/本村伸子著)が届き、

生食の必要性も理解した。

生食がいいから生の肉だけを与える、

いや火を通したものがいいからそれをやる

というのではなく、私は両方やっていこうと思う。

どちらにも長所・短所はあるのだ。

人間だって、生で食べたり火を通したり、それはその日によっても違う。

猫だって、こうでなければいけないということではないと思う。

 

以前は魚しか見向きもしなかったくつしたが、

最近はときどき肉も欲しがる。

これはやっぱり、体もそれを必要としているサインだったのかもしれない。

初めて生の牛肉を食べさせてみた。

スーパーで買ったタスマニアビーフのモモ肉を食べやすい大きさにカットし

とりあえず30~40グラムほど皿に乗せて出してみた。

食べたことのない食材に、しばらく匂いを嗅ぎ

おそるおそる舐めてみる。

どうやら肉食動物のスイッチが入ったらしく

おいしそうに勢いよく食べ始めた。

肉を食べている姿はとても可愛い。

小さな小さな体なのに、その表情はやはりライオンやトラを彷彿とさせる。

私の愛情スイッチも入った。

新しい食材にチャレンジし、それを食べてくれたときの喜びは大きい。

 

 

初めての生肉を一度にたくさんはどうかと思ったので、

おかわりは、タラと玄米と人参とカボチャ、大根を圧力鍋で炊いた

いつもの加熱ごはん。

これも相変わらず好評で、一度に二種類のメニューを食べたくつしたは

満足そうだった。

 

 

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セカンドオピニオン

気になることがあり、猫を動物病院へ連れて行った。
 
大事な愛猫を診せるのだから、適当なところへは連れて行きたくないし
ネットなどで色々調べて、猫専門の評判のよい病院を選んだ。
気になることと言うのは、
猫のおなかに小さなしこりのようなものが感じられること。
米粒ほどの小さなものだが、小
さくても乳腺腫瘍なども疑われることからものすごく心配になり、
とにかく早い方がいいと平日の夜、まるに頑張って早く仕事を切り上げてもらい
車で出かけた。
 
とりあえず診てはもらうけど、初めて行く病院だからどんなところかも分からないし、
いきなりレントゲンを撮るだの、すぐに手術するだのと言い始めたら
「今日はとりあえずいいです」と断って別の病院へも連れて行こう、
と言う話になった。
 
重大な病気であればなおさら、セカンドオピニオンは必要だ。
 
受付の女性(アシスタントあるいは看護助士)は、割と素っ気なく
私の肩にかけたカバンから顔を出している猫を見て
「頭、入りませんか。」と言った。
あ、入ります。 と猫の頭をカバンに押し込みファスナーを閉めた。
「駐車場からここへ来るまでに飛び出してしまったってこともあるので。」
 
うちは連れて出るのは慣れているし、そんなことはない、大丈夫。
などとは言わなかった。
万が一、を考えて向こうはそう言ってくれているのだ。
ただ言い方が素っ気ないだけだ。
 
初診なので、名前や住所などを用紙に書き込み
他に待っている患者がいなかったので、すぐに診察室へ通された。
 
厳しい・怖いと評判の先生も、普通に笑顔で「こんにちは」と迎えてくれた。
どうしました?と聞かれ、
おなかにしこりがあるような気がするんです、と答えた。
“しこり”という言葉に、先生の表情は少し厳しくなる。
避妊手術もしていないことを告げ、年齢は4歳になると話した。
 
どこですか、と猫を触り始める。
このあたりです、と指でさぐりながら場所を示す。
「ああー、乳腺だね。」
やはり、という思いがあったので「腫瘍とか・・・?」と恐る恐る聞いてみる。
「いや、腫れてるだけだと思うけどね。」
でもその部位を手術で切り取り、検査をしてみないと何とも言えない。
手術となると全身麻酔になり、
どうせ避妊手術していないなら ついでに両方やった方がいいでしょうと言われた。
 
避妊手術は今や当たり前のように一般的になっている。
発情期はこなくなるし、ホルモン分泌による病気のリスクも低くすることができる。
と、言われている。
統計による確率の話だ。
 
私とまるが、これまでうちの猫に避妊手術を受けさせてこなかったのは
それが本当なのか、という疑問が残るからだ。
子宮を取れば、絶対にその関連の病気にならない。
ということではないのだ。病気になる可能性が低くなる、というだけだ。
手術をしても乳腺腫瘍になる場合もあるし、それは分からない。
ただ可能性を低くするためだけに臓器ひとつを失わせる必要があるのか。
そこがいまひとつ確信を持って納得できないのだ。
 
避妊手術をしなくても、何の病気もなく20年ほど長生きするかもしれないし、
手術をしても何らかの病気で短い寿命になってしまうかもしれない。
それは確率への賭けだ。
 
「よく、手術でおなかを切るのが可哀想だという飼い主さんもいますけどね、
 手術しないことの方が可哀想なんですよ。
 病気になる可能性があるなら、それを取り除いてあげないと。」
と獣医は言った。
 
可哀想だから手術をしてこなかった訳ではない。
そんな甘い感情論だけで猫を飼ってきた訳じゃない。
可能性の話をするなら、
人間だって臓器として必要のない盲腸をあらかじめ取り除いておくべきなのか。
大人になってからの虫垂炎は怖いし危ない。
それなら大人になる前に皆、摘出手術を受けた方がいいのか。
 
私とまるは、悪くなってもいない体を切るということに抵抗がある。
悪くなってもいない臓器、健康な体にメスを入れることにより
完全だった体が不完全なものになるということへ
何かしら納得の行かないものがあるのだ。
 
愛猫の生む子猫の顔を見てみたい、という思いもあった。
「赤ちゃんを産ませようかとも思って・・・」
そう獣医に言うと、
「生ませるにしても、2歳まで。 もう4歳でしょ。
 人間で言うと、えーと35ぐらい。
 高齢出産になるでしょ。 マルコウだよ。」
そう言い放った。
私は34歳、出産経験なし。
ハイ、私もです! と手を挙げようかと思ったが。
私は、いちいち年齢や女性のデリケートな話に反応するタイプではないので何も言わなかったが、
こだわる人なら それは大いに傷つく言葉だろう。と思った。
 
先生は何かにつけ、断言し、意見を押し付けてくる。
私もまるも人の話を聞かない人は信用しない。
こっちの意見を聞こうとせず、「それは○○だ」と言い切る態度の端々に
患者(飼い主)を 均一に皆 自分より無知な人たち と捉えているように感じた。
 
心配なことは全部話した方がいいだろうと、
私は普段、猫の食事を半分手作りにしていることを言った。
「あー、手作りは危険だね。」
と間髪入れずに獣医は言った。
獣医の目からすればそう思うのは往々にして仕方ないのだと思いながら、
もしかしたら手作り食が栄養の偏りを招き、イエローファットになっていたりはしないかと
そういう可能性もあるかもと話した。
 
「どういうものをあげてるの?」と聞くので、市販の総合栄養食に加え、
魚や野菜をゆでたりしていると答えた。
「あー、猫に野菜は必要ないんだよ。」また断言された。
 
そうか、この先生もこの考え方の人か。と思った。
 
猫の消化器官は短く、野菜を消化分解するようには出来ていない。
野菜を食べたら下痢をする。だから猫に野菜は必要ない。
肉だけを食べていればいいのだ。
こう書かれている本は多い。
 
その反対に、
現代の飼い猫はネズミなどの小動物や昆虫を捕まえて食べることが少ないため
その内臓に含まれた未消化の植物からの栄養を摂ることができず、
肉だけ食べていたのでは本来の栄養が得られない。
猫の腸も、最初は下痢を起こす場合もあるが、食べ慣れるうちに
野菜なども消化できるようになり、下痢もしなくなる。
野菜を食べさせることに問題はない。
むしろその栄養を得るためにも全体の2割ぐらいの野菜は食べた方がいい。
とされている本も最近は増えているのだ。
 
どちらを信用・選択するかはそれぞれだ。
どちらも筋の通った話しだし、どちらも間違いではないのかもしれない。
 
野菜も食べさせる、そういう飼い主がいることも
飼い主それぞれが一辺倒ではなく、それぞれの飼い方をしているということも
獣医はもっと認めるべきではないのか。
 
私は気まぐれに趣味で猫の手作り食を作っているわけではない。
それは愛猫を心から大事に思うからで、
一般的な市販の有名フードが添加物や化学物質に汚染されていることを危惧して
あえて安全な手作り食にしているのだ。
 
総合栄養食のドライフードだけを食べていればそれで大丈夫、
とするならそれに含まれる危険物質による病気の可能性はどうするのか。
 
現に去年はメラミン混入フードのリコール問題があった。
あれは起こるべくして起こった事件だ。
いい加減な材料を使い、大量・安価に生産することだけを考えたことへの当然の結果なのだ。
そういうフードを食べさせたくはない。
 
危険な可能性をなくすために避妊手術をするのなら
死の危険のあるフードは食べさせるべきではない。
同じことじゃないか。
 
しかし獣医は、真っ向から否定する。
私もまるも話しても無駄だと心の中で悟り、
それ以上は必要なこと以外は何も話さなかった。
 
「手術、一番早くなら今度の金曜か土曜に・・・」
と話しをどんどん進めている獣医、
私はそれまでの猫の病気への心配と獣医との話しによる感情の高ぶりで
正常な判断が出来にくくなっていた。
「とにかくどっちにしても避妊手術はしないとどうしようもないでしょ。
 もう遅いぐらいなんだから。」
その言葉に「じゃあ予約を」と言いそうになった。
 
まるが、「予約は電話でもいいですか」と聞いた。
その場で何もかも事が決まりそうになるのを回避したのだ。
 
「もちろんいいですよ」
ということで、その場で日取りは決めず、手術の説明が書かれた紙だけをもらって
帰ることになった。
 
私一人だったら、先生に不信感を抱きつつ、言いたいことも言えず、
でも、手術を頼むことにしていたかもしれない。
一人で行かなくてよかった。
 
 
患者の側も意見や考えは複数あった方がいい。
 
家に帰って、色々話しをして、
いつもワクチン接種に行っている病院へ連れて行こうということになった。
少し遠いけれど、あそこの先生は自分の意見を押し付けたりしない。
こっちの話しをちゃんと聞いてくれる。
色々話した上で、それでも避妊手術をした方がいい、という話しになれば、
それはお願いすることになるかもしれない。
 
手術するにしても、信頼のできる病院に任せたい。
腕は確かかもしれないが、コミュニケーションの取れない病院はダメだ。
うちには合わない。
 
自分で話すことができない愛猫のことだからこそ、ひとつの方針に乗っかるのは危険だ。
「セカンドオピニオン」という言葉は医師の側だけではなく
患者の側にも必要なのだと、なんとなく思った。
 
 
 

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手作り食の本

これまでも手作りごはんを続けてきたけれど、

さらに深い知識を得たいと思い、新たに手作り食の本を注文した。

とにかく、くつしたが病気であってもなくても

免疫力を高め、健康な体を作る食事を与えたいと思う。

今まで自分ではしっかりやってきたつもりでいたが、

改めてまだまだ不十分だった、いや、全然全力なんかではなかった

と気付かされた。

 

 

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気付き

11月23、24日と連休は実家へ行っていた。
 
日曜(23日)の昼間、父がくつしたを抱き上げているときに
「ここ、何かある。」
と、くつしたのおなかを触りながら言った。
「あー、それは乳首。」
と、くつしたをカーペットの上へ仰向けに寝かせ、おなかをさぐって
「ここ、ほら、これ」
と乳首の位置を示して教えた。
 
そのとき、ふと指先に、乳首のすぐそばに乳首を同じくらいの大きさの感触が当たり
おや?と思った。
本当にゴマ粒~米粒ぐらいの小さなものだ。
密かに何度も指で確かめながら、その“異物感”の位置を目で見たが
見た目では特に変わったところはなかった。
外側のデキモノや炎症ではないようだ。
体の内側となると何だろうか・・・。
 
やや心配になりつつも、内蔵の凸凹ぐらいだろうと
その場では誰にも言わなかった。
しかし気になる。
 
ここ最近(1~2ヶ月)、くつしたのおなかを念入りに触ってチェックすることを
少し怠っていたのだ。
前は頻繁におなかマッサージをしながら、おかしなところはないか
気をつけていたのに・・・。
いつの間に出来ていたものなのだろうか。
 
夜になって、父や母が寝たあと、
ネットで 「猫 しこり 米粒」 と検索してみた。
 
目に入ってきたものは 「乳腺腫」 という言葉だ。
・10歳前後の猫に多く見られる。
・避妊していない猫に多く見られる。
・猫の場合は80%が悪性。
・乳腺の切除手術が必要。
 
これらの文字に私は頭がクラクラした。
まさか、くつしたがこんな・・・・・。
 
風呂から上がり、楽しげにテレビを見ているまるに
「これ、何だと思う?」
と、くつしたのおなかを触らせた。
 
「ん?」
と触り、異物を探っている。
「乳腺腫とかじゃないよね・・・」
「えー、そうなの?」
急に話を振られ、まだ何とも判断がつかない状態のまるに
私はネットの検索結果を見せた。
「え~。 大丈夫だと思うけど。」
まるは、不安になりすぎる私にそう言いながら、さっと画面に目を通した。
 
くつしたは痛がってもいないし
その“異物”が気になっているようでもない。
でも、確かに以前はなかったものだ。
私は泣きそうになりながら、しばらく「乳腺腫瘍」についてもさらに調べた。
あまり楽観的な内容はなかった。
もし、それが本当に腫瘍なら
とにかく早期発見、早い診断と早い治療が必要だということ。
 
月曜日、少し早めに帰ることにした。
いつもは晩ごはんを食べて、お風呂に入ってから帰るけれど、
明日は お昼ごはんを食べて少ししたら帰ろう。
そしてその足で くつしたを病院へ連れて行こう。
そういうことになった。
 
いつもワクチン接種でお世話になっている病院までは遠い。
また、私としては、いつも行くたびに担当の先生が変わるのが気になり
一度、別の病院へも連れて行ってみたいと思っていた。
どちらにしても、ひとつの病院だけで結論を出すのはどうかと思っていた。
もし即座にレントゲン、手術、などと言われたら
「とりあえず今日はいいです」と断って、また別の病院へ連れて行くつもりでいた。
とにかく その“異物”が何なのかはっきりするまでは
くつしたの体に負担がかかるような具体的な処置はしたくない。
もしそれが誤ったものであったら取り返しが付かないからだ。
 
獣医、と一言で言っても、それはさまざまな人がいて
知識のレベルも、また治療の考え方も違うのだ。
本当に信頼のできる医師もいれば、素人同然のヤブだっているらしい。
ペットに関しては、間逆の理論も存在するくらい
まだまだ色んなことが確率されていない世界のように感じる。
自分たちが納得し、信頼できる病院に任せたい。
 
私たちの住んでいる地域で、評判のいいらしい先生がいる。
猫の診療・治療を得意とし、よそで無理だとされた症例も
救ってきたケースがいくつもあるらしい。
あくまでもネットを主とした口コミの評判だけれども。
一度そこへ連れていってみたいと思った。
ネットの地図で場所を確認し、
とりあえず診療時間の終わりの7時半までに着けるよう
行くことにした。
 

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